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三日目です

  • 2009-07-18 (Sat) 09:40
  • kenken
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今日は昼から路上などでやってみようと思いホテルを出発。


出た瞬間から一緒に行ってる相方にアンプを持ってもらい、ニューヨークを闊歩いたしました。

やはり、和風ヒッピーのロッカーが歩きながらベースを弾いてるとゆうのはニューヨーカーにも斬新らしく

開始10分で何かのインタビューが飛んできたり

肩くんで写真頼まれまくったりとめちゃおもろい!

そのままニューヨーク大学の近くの公園に向かう。


ここではいろいろな人が気楽に過ごしていて、パフォーマーもちらほら


そこをまたうねり歩いてみる

「おい!一緒にやろうぜ!」って言ってくるやつもいれば

その感じで突っ込んでいったら「勝手に入ってくんな!このJACK ASSが!」と罵声を浴びせられたりと色んな人がいます。


そして1人のちょーデカイ黒人のスイサイダルみたいな名前のやつが

「おい!お前はかなりロックしてるから、歩いて弾いてばっかりじゃなくてココで立ち止まって弾いてみろ!おれはここのマスターだ!信じろ!」

といわれ

立ち止まって弾くと

人だかりができてくる

そのスイサイダルみたいな名前の黒人が自分のきていた服を地面に置く

投げ込まれる小銭や$札

やりおわると

そのスイサイダルみたいな名前の黒人は

「な?だから言っただろ?じゃ、この半分は俺がもらうから」

と投げ込まれた金を持っていく。

僕は「もともと、お金目的でやってないから全部あげるよ」と言った。

したらスイサイダルみたいな名前の黒人は「おまえは本気でそんな事言ってるのか?」と言った

僕は「そうさ、君のアドバイスのおかげだよ」と言った。

スイサイダルみたいな名前の黒人は「お前のアドレスを教えろ!ニューヨークでなんかあったら俺にメールしろ!」って言ってた。

僕は「テンキューマイフレンド」といってネームカードをあげた

巨体に埋もれる程のハグをして彼は去っていった。

僕は思った「たぶんあの人ホームレスだからパソコンとか持ってないだろうな。」と

でもそんな事よりも、罵声を浴びせられて凹んでた僕には十分すぎる程の一瞬の友情と人の愛を感じた。


そしてホテルに帰る。

今日はバッテリパークでバーリーウォレルのライブがあるらしいので行ってみた。


バッテリーパークは911のテロが会った世界貿易センタービルの近くで、ビルに入っていた球体のモニュメントがグシャグシャにひん曲がってるものが置いてあったりする。


それが悲しいぐらいに綺麗な歪みで、目が離せなかった。

ライブはと言うと、なんとこの日はWOOD STOCKとライストーンのトリビュートライブだった!

バンドと歌はいまいちだったけど、バーリーウォレルがスライの曲を弾いてるのが見れたのが感動した。

バーリーのケセラのオルガンは絶品だった。震えた。

日本ではFUNKバンドやっててもスライ知らない奴がいるのに、この国ではやはりスターだった。

なんて素晴らしい文化なんだと思った。


ライブを見終わってグランドゼロに言ってきた。


近くには石碑のようなモニュメントや、遺影が飾ってある消防署があって、一つ一つに手を合わせてきた。


規模が凄すぎてよくわからんが、それはそれは地獄だっただろう。


そんなこと考えながらブロードウェイに行ってみた。

こっちの液晶綺麗だね!!

あと、山中湖のエッグスタジオのマスターがオススメしていたスパークスとゆうステーキハウスに行ってみた。

想像以上に品があってちょっと戸惑ったけど、もの凄いうまかった。

しかし、国によってマナーが違うのはむずかしいな。


しかし10キロは歩いたな。ヘトヘトで爆睡!

あけて今日は、先日仲良くなったザックがWOOD STOCKでジャムパーティーを開いてくれるらしい。

本当に感謝してる。

と伝えたら

マイプレジャーと言ってくれた。

泣ける。


音楽は本当に素晴らしい。

英語しゃべれないぼくでもここまで出来るんだから。


迷わず行けよ  行けばわかるさ

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