- 2009-07-19 (Sun) 22:23
- kenken
こんなにも求めていた場所が地球上に存在したのか。
WOOD STOCK
ここは楽園?天国?
そんな簡単な事じゃない
本当のラブ&ピースだ
なんだろーなー
なんでみんなこうなれないのかな?
やはり僕は和風なだけで、ただのヒッピーなロッカーなんだよね。
絶対に僕はココの出身だね。
はやく国籍移さなきゃ。
まずは心からザックにお礼が言いたい!!
I was greatry touched by your kindness. って言い方くらいしか分かんないのが悔しい。
とりあえず1日目
僕が初めて米国でライブをした日の日記です。
最初に言っておくけど、僕の人生で一番最高な日だった!!一番良い日だった。ほんとなんだよ
この日は朝から目が覚めてしまった。
なので部屋でひたすら練習
なんか耳コピ下手になったな。こうゆうこと東京で全然してなかったな。
帰ったら修行ずくし決定
ってなわけで昼の一時にザックが迎えにきてくれた。
とりあえず会えたのが嬉しくて嬉しくて二人でキャピキャピしてた。
ザックがニューヨークに一風堂のラーメンがあるから食べにいこうと言うので行ってみた。
あたりまえっちゃ当たり前なんだろうけど、日本と同じ味でびっくり。
そんなわけで相方がホテルに荷物を取りにいくのでホテルでザックと雑談
羽織を一着あげました!背が高いから似合うね!
てなわけでニューヨーク出発!!目指すはWOOD STOCK
おーー
べりートラフィック
基本ものすごい渋滞です
ザックはごめんねって言いまくってたけど、僕は色んな景色見れるからいいよって。
ニューヨークを走りながら聞くスティービーワンダーは絶品。
途中から大雨!
でもこっちの自然(木とか雨とか太陽とか)はもの凄い力強くて、とても雄大できもちよい。
途中でRIZEのKOを聞きながらドライブ
あのすいません、日本よりマッチしてるんですけど。。。
お兄ちゃんが凄くいいドラマーなんだよって話したり、ジェシーってのは本当に兄弟みたいなやつなんだよって話したり
カタコトでもつくまでずっとしゃべってた
てなわけで結構遅れてしまったがWOOD STOCKに到着
あの緑の道路標識にWOOD STOCKと書かれたのを見たときは上がったね。
すぐに回りの空気が変わった。
可愛いヒッピーなお店やお家や人が溢れている
そう ここはWOOD STOCKあのウッドストックだ
俺が発狂してしまうくらいヤバいSLY STONEのライブが行われた場所だぜ
なんかもうね
土地になにか住んでるんですよ。
僕は結構『気』ってものが分かる人で、手からちょっと出せるくらいなんだけど
裸足でウッドストックに立ったら足の裏に痺れが来るくらい何かでてんだよね。
ここはすごいぞ
すごいずぎる。
んでザックの家にドラムセットを取りにいく。
まぁなんて素敵なお家、そして素敵な家族
一瞬で家族の仲間入りさ。すてきなところだな。
そして今日のセッションライブのハコに到着!
こりゃまた素敵なハコなんですよ。たぶん結構新しめなんだけど、雰囲気めちゃくちゃいいし、広い庭と川が外に流れてるの。本当にすてきなとこなんだ。
今日は俺を含めた三人のベーシストと三人のドラマー四人のギターリストが来るから代わる代わるね、って言われた。
アメリカって日本と違って、ハコにはドラムセットとかアンプとかは置いてなくて全部持ち込みなのね。
だからリハとか無いセッションライブでもみんな一回セッティングする為に集まるんだよ。
全員ザックの友達で最高な奴ばっかり
名前で書いてもみんな想像つかないだろうから、いい感じのダサカッコイイニックネームを付けて呼ぼう。
今日まず驚いたのは、もんのすごい可愛い27歳の女の子のファンクベーシスト、ファンクビューティー
WOOD STOCKって感じの最高にフランクな奴 MR WOOD STOCK
大きな体でフェニックスのユニフォームが似合ってる超ファンキーな性格で、マイメンと呼び合える程仲良くなった BIG MY MEN
ギターでオルガンとかハーモニカとか色んな音出しちゃって、P-FUNKの元メンバーでファンクビューティーのお父さん プロフェッサー
レニークラヴィッツの初期からのメンバーで超絶な ワイルドワイルド
デミセミとかも仲良しだって言っていて、見た目超地味なのにめちゃギター上手い 地味ヘン
あれ?
最初聞いてた人数より少なくね?
と思ってたらMR WOOD STOCK とか BIG MY MENとか大体の楽器できるのね。
素敵ですみなさま。
とりあえずセッティングだけしてご飯食べにいったよ。
とりあえず、ステーキ!(笑
まじでうめえなー こっちのステーキ
んで時間になってライブスタート
ってか全員ご機嫌なミュージシャンすぐる!!
テクニックとかもそうだけど、やっぱFUNKのグルーヴが気持ちよすぎる!
日本にいたらモン凄い評価されるレベルのグルーヴがみんな基本的に備わってるんだよね。
これですよ。これ。僕が描いていたアメリカのFUNKのグルーヴとセッションなんですよ。
だって基本始める曲やリフがスライとかP-FUNKのリフなんですよ。
日本ではあんなにさらっとRED HOT MAMA弾ける人たちいないもんなー
とりあえず人生懸けてひたすらFUNK聞いてチョー練習してよかった。
だって曲始まると誰かがスライの曲とか絶対歌えて、みんなで大合唱したりするんだもんなー
歳で言うと50歳くらいのラスタなおっちゃんがいてその人の歌のグルーヴなんて本当最高なんだよ!ホンモンだよホンモン!!ここにいる人全員ほんもん!
そのおっちゃんや他のみんなは帰りがけに「おまえみたいなFUNKが日本にいるなら、日本に行こうかな、セッションパーティーとかあるの?」って言われたから
「俺が絶対ひらくから、みんなで来てね!」って言って固い握手と大きなハグをした。しびれた。
とりあえず何時間もずっと笑いながらセッションし続けた。ずっとFUNKなセッション。
とりあえず九時から始めて終わったの夜中3時!
そのままMR WOOD STOCKの家でパーティー
ああーーーーー!!!
さいこーーーーにたのしかったよー!!
とりあえず分かった事は
ベースを弾けば皆と仲良くなれるし
ベースを弾けばどんな人種でも評価してくれるし。
ベースを弾けばもの凄いモテるってことだね。(絵に描いたプレイメイトみたいな超ベイブに口説かれまくった。むふふふふふ。
あと自分の順応ぶりには笑けてくる。
人生で一番良い日だった。
人生で一番音楽とベースに感謝した。
ベースソロを弾いてWOOD STOCKの人たちが立って拍手してくれた景色は二度と忘れないだろう。
とりあえず日本どころかニューヨークにも帰りたくなくなっちゃったのでもう一泊する事に。
正直、日本に帰るのが辛いし、怖い。
とゆうか今まで当たり前にしょうがないと思っていた事がこっちではあたりまえに充実している。
日本の生活にストレスを感じるようになるだろう。
いままでストレスなんてほとんどなかったから、本当に怖い。
言葉なんか通じなくたって大体通じるよ。
カタコトの『サンキュー』よりも心のこもった『ありがとう』
笑顔は世界のパスポートだ。